辛い花粉症ですが、あなたはどんな対策をとっていますか?
いろいろ対策法はありますが、もし食べ物で症状を抑えることができたら楽に取り組むことができますよね!
そこで今回は花粉症の症状を楽にできる食べ物の中から10個厳選してみました。
ポイントは「igE抗体」の働きを抑えること。
藁にもすがりたいほど花粉症に苦しんでいる方の参考になれば幸いです。
花粉症はなぜ起こる?
「igE」という抗体がポイントです。
体の中に花粉が入ってくると「敵が来た!」と判断されて
「igE」という抗体ができ、細胞に蓄積されていきます。
そしてその量が定量をオーバーするとその細胞から「ヒスタミン」などの化学物質が分泌されて
「敵を追い出すぞ!」ということでくしゃみや鼻水、涙や咳などで
体の外に出そうとすることで花粉症の症状が出るのです。
花粉症の症状を抑えるには「igE」や「ヒスタミン」の働きを抑えること。
どんな食べ物が花粉症に効くのでしょうか?
1レンコン
レンコンに含まれる「タンニン」という成分には、
そのものズバリ 「igE」が作られるのを抑える効果があります!
またレンコンに豊富に含まれる食物繊維も腸内環境を良くする働きがあるので、
腸内に多く存在する免疫細胞が働くことによって花粉を敵と見なさなくなります。
2しそ
しそにはアレルギー症状を緩和するイコサペンタエン酸という成分が含まれています。
また、ヒスタミンの働きを抑える「ロズマリン酸」という成分も入っているので、
花粉に過剰に反応するのを抑えてくれる効果があります。
3玉ねぎ
玉ねぎが花粉症に効果的であるのは「ケルセチン」という成分が含まれているためです。
ケルセチンにはヒスタミンが作り出されるのを防ぐ働きがあるのです。
4生姜
「ショウガオール」という成分が含まれる生姜ですが、
このショウガオールにはヒスタミンを抑える他にもigEの生産を抑える効果もあります。
ダブルで抑えてくれる優れものなんですね!
5ヨーグルト
ヨーグルトに乳酸菌が含まれているのはご存知ですよね!
この乳酸菌は腸内環境を整えるので、
レンコン同様に免疫細胞が働き、アレルギーの症状を抑えることができます。
また、igE活動を抑える効果もあります。
特にオススメなのが「RR-1ヨーグルト」。
乳酸菌が腸まで届くので効果が高くなります。
6甜茶
甜茶に含まれるポリフェノールがヒスタミンの分泌を抑えてくれます。
効果を発揮するには花粉が舞い散る1ヶ月位前から飲み始めること。
花粉シーズンが終わるまで飲み続けましょう。
ただし、バラ科の「甜葉懸鈎子」にしか効果はありませんのでご注意を!
7青魚
最近よく目にする「EPA」や「DHA」は青魚に多く含まれていて、
免疫細胞の働きを正常にする効果があり、アレルギー症状を抑えることができます。
8ふき
ポリフェノールの一種である「フキノール酸」には
ヒスタミンが放出されるのを防いでくれる働きがあります。
9バナナ
バナナは免疫細胞を調整する「オイゲノール」や抗アレルギー作用、
抗炎症作用も併せ持つ優秀な食品として注目されています。
毎日食べることで効果が得られるようです。
10ハーブ
炎症を抑える抗酸化作用を持つポリフェノールを豊富に含んでいるのがハーブ。
ヒスタミンの発生を抑える他、抗アレルギー作用もあります。
特に有効なのがペパーミント。即効性はありませんが続けて摂ることで効果が得られます。
花粉症対策に効果がありそうな食べ物をご紹介しましたが、
こう見るとどれも効きそうで迷ってしまいますね。
効果がある、ない、は個人によって違います。
今年こそは自分に合う食べ物を見つけてください!