冷やしうどん
これから暑い季節が到来します。
暑くなると、冷房の部屋でノンビリしたくなり、外へ出るのも億劫になりがちです。
そんな時に、家に常備しておくととても便利な食べ物が、うどんです。

うどんは暑い季節以外にも一年を通して、大活躍してくれる食べ物です。
現在では、冷凍の生麺タイプ、生麺タイプ、乾麺タイプなどがあります。
乾麺タイプ、冷凍の生麺タイプが家にあると、保存期間も長くとても重宝します。

また、うどんは小さい子も食べやすく、
小さい子がいらっしゃるお母様の強い味方だと思います。

うどんは炭水化物です。炭水化物ときくと、ダイエットをされている方は疎遠になりやすいですが、
うどんは麺類の中では食物繊維比率が低く、消化可能な糖質の比率が高いため、
胃内停留時間が短く、消化されやすい良質な炭水化物と言われています。

その上、冷やしうどんをはじめ、温かいうどん、更には鍋の季節にも大活躍します。
あっさりしたうどんは、味も自由自在に変えれ、
様々なアレンジで食べることができる所も最大の魅力と言えます。

  

カロリーはどのくらい?

先ほど、ダイエットをされている方は炭水化物のうどんは
カロリーが高くなる為、疎遠になりがちと書きましたが、
では麺類の中で、うどん、そば、そうめんのカロリーは、一体どれ位でしょうか。

100gあたりでみてみると、茹でうどん105kcal、茹でそば132kcalとなります。
うどんとそばは、100gあたりではうどんの方がカロリーが低いです。

実は、含まれている水分が、うどんの方が多いから、カロリーが低くなるんです。
それに比べて茹でそうめん100gのカロリーは343kcalです。

これは、そうめんは製造の工程で油が使われているからだそうです。
実は一番高カロリーなんです。

どんな、麺類でもトッピングでだいぶカロリーが変わって来ます。
やはり美味しいと思える味の濃いトッピングは高カロリーになりがちです。

特に、天ぷらや肉などはおいしいですが、高カロリーといえます。

やはり、カロリーを気にされるのでしたら、うどんのトッピングには、
わかめ、山菜、きのこなどの低カロリーなものがおススメと言えます。

しかし、低カロリーにこだわりすぎて、あっさりしすぎてしまい、
お腹が満たされない方には、卵や納豆、ちくわなどをのせてもいいと思います。

さっぱりうどんのレシピ

冷やしうどん
では、今日は夏でもさっぱり食べれるうどんレシピをご紹介致します。
材料 茹うどん1袋[乾麺タイプでも、冷凍タイプでも可能です]、
納豆1パック、オクラ3本程、かつお節 お好み量、梅 1つ 、
麺つゆ お玉1杯程[必ず麺つゆにより濃度を調整してください]となります。

トッピングの材料はお好みで変えていただいて構いません。
今回は、身近にある食材で出来るレシピですので、
あまり料理をしない方にも簡単に作っていただけます。

冷麺でレシピ

夏バテには夏野菜とネバネバが効果を発揮するといわれます。
納豆やオクラなどのネバネバ成分はムチンといい、粘膜を保護するはたらきがあるため、
胃腸が弱りがちな夏に効果が期待できます。

夏バテ予防に効果的なネバネバ系を多く取り入れている為、
一石二鳥レシピです。

しかし、ムチンは加熱に弱く、約60℃で効果が薄れる為、
加熱のしすぎは禁物といえます。
ですので、今回はしっかりと冷麺でレシピを紹介していきたいと思います。

作り方

1.麺をお湯で戻します。乾麺タイプ、生麺タイプ、冷凍タイプともに
 茹で時間を守っていただき、戻していきます。

2.うどんを茹でている間に、オクラを茹でます。
 オクラは茹ですぎるとネバネバ効果が薄れてしまうので要注意です。
 オクラの表面にあるうぶ毛を、塩でこすりながら取ります。
 まな板の上で数本まとめて板ずり[転がすようにする]してもいいです。
 これをすることで、オクラが色鮮やかになめらかになります。
 塩がついたまま、沸騰したお湯で1分程度茹でます。
 ザル上げして冷まします。
 冷めたら、オクラを輪切りにします。食べやすい大きさでかまいません。

3.他のトッピング材料を準備します。納豆はタレも付いていると思いますが、
 最後に麺つゆをかける為、減塩のために混ぜずに、納豆のみ混ぜます。
 しかし、味が濃いめを希望される方は、納豆に付いている、
 タレなどを入れて混ぜていただいてもかまいません。

4.うどんが茹で上がったら、ザルに上げて冷やします。
 しっかり水気を切ります。

やや深めのお皿にうどんを盛りつけます。
しっかり冷やした、うどんの上に、納豆、オクラ、かつお節、梅をのせます。
最後に麺つゆを上から豪快にかけて完成です。

このレシピは、私が夏バテになったときに、思いついたレシピです。
冷たいものでしたら、夏場も食べやすいため、冷やしたうどんは最適でした。
その上、慣れてしまえば短時間で調理が可能となるレシピです。
これからの季節、おすすめです。