顔に出来たブツブツ。
20歳後半にもなると肌荒れも気になってくるでしょう。
でもちょっと待って!そのブツブツはもしかしたらイボなのかも!
イボの特徴と痕を残さない治療法について調べてみました!

  

これってイボ?顔のブツブツはニキビじゃないかも!

顔 イボ 治療

20代後半になると、これまで感じてきた肌荒れとはまた違う
肌荒れに悩み始めてはいないでしょうか?

肌は年齢によって質も変わり、体質や生活習慣によって肌荒れの種類も変わってきます。
20代後半で出来たブツブツはニキビではなく、イボかもしれません!

イボの特徴は?

顔に出来るイボの特徴としては、

・色が肌の色に近い
・ニキビのような痛みはない
・小さなブツブツがいくつも出来ている
・日に日に増えている気がする

などの特徴があります。ニキビとは明らかに見た目が違い、
赤みはなく肌色や淡い茶色のような見た目です。

また、日に日に増えていくのは、ニキビとは違いウィルス感染によって起こるためで、
顔から手、手から顔へと感染を広げてしまうからです。

イボが出来た原因は?

20代でイボが多い原因は、顔に出来るイボが青年性扁平疣贅といって
加齢が進むと出来にくくなるイボだからです。
20代、30代をピークに、徐々に出来にくくなっていきます。

これは、感染するウィルスが「ヒトパピローマウイルス」といって、
20代女性が感染しやすいウィルスであるためです。

このウィルスの特徴は、型によって様々な病気にかかることですが、
この青年性扁平疣贅になる型は、3型と10型。

他にも子宮頸がんを引き起こすものもありますが、
同じヒトパピローマウイルスでも型が違うので、
イボから子宮頸がんなどに発症したりする心配はないので安心してくださいね。

イボの基本的な治し方

顔 イボ 治療

では、イボが出来てしまったときにどういった治療によって
イボを消していくことになるのかを紹介していきます。

イボは自宅ケアが出来ないって本当?

イボはほおっておけばいいという考え方がネットをみるとたまに出てきますが、
これは、老人性イボと言って加齢によって出来てしまったイボに関しての話になります。

老人性イボは、市販のイボ専用クリームや、
錠剤タイプの内服薬によって改善が見込めます。

何故なら、老人性イボが、肌の老化、つまりターンオーバーの遅延、
紫外線などの影響によってできるからです。

クリームなどでターンオーバーを正常化することによって
改善することが見込めるので、自宅でも簡単にケアが出来るとされています。

しかし、青年性扁平疣贅はウィルスによるものですので、
自宅でのケアが難しいと言われています。

イボの元であるウィルスが皮膚内にいる間は
改善していきませんし、二次感染を引き起こしてしまいます。

青年性扁平疣贅を治すためには、
自宅ケアではなく医療機関での治療が必要になります。

病院はどこを選べばいい?

では、イボを治したいと思ったときに
どこの病院を受診すればいいのかということですが、まず皮膚科を受診しましょう。

皮膚に出来るものですので、
顔であっても身体であっても基本的には皮膚科で治療が完了します。

顔のイボの治療は痕が残りやすい?

顔 イボ 治療

皮膚科を受診した場合にどういった治療を進めていくことになるのか、
具体的にご紹介していきます。

また、顔に出来たイボの場合、
特に女性は元通り綺麗な肌に戻るのかも不安な点ですよね。
その点についても触れていきます。

病院での主な治療法

病院では、液体窒素やレーザー治療によってイボを除去する治療法がとられます。
それぞれ痛みが伴いますが、ほぼ確実にイボを除去することが出来るので、
今ではどちらも一般的に広く利用されている方法になります。

液体窒素は、窒素を皮膚に押し当てることでイボを除去、
レーザー治療はレーザーを照射させることによって
イボを焼くことによって除去することになります。

レーザー治療に関しては更に痛みが強いので、麻酔後の施術になります。

顔のイボを除去するとき痕は残るの?

一度出来てしまったイボを除去するとなると、
その後の皮膚がどうなるのか気がかりでしょう。

ネットで除去後の口コミを見てみると、

「痕が全然消えない」
「除去したところにまたイボが出来た」

なんて言葉を見かけると思います。

これは、液体窒素の場合がこういったリスクが低いとは言えないようです。
しかし、その点費用は安くて済むので利用する人が多いのも事実のようです。

顔のイボを綺麗に治療する最新の方法とは?

顔 イボ 治療

液体窒素での治療には、痕が残るリスクがあると書きましたが、
やはりどんな治療でも痕が残る人とそうでない人が出てきます。

液体窒素でも痕が残らない人もいます。
痕が残った人の場合、小さな浅いクレーターのように肌がくぼんでしまいます。

痕が残らず肌が綺麗に戻る方法なんてあるの?

極めて高い確率で痕が残らないと言われているのが、「炭酸ガスレーザー治療」です。
レーザー治療のメリットは、なんといっても患者の身体への負担が少ないことです。
痛みも少なく、出血も少ないです。

そのため、顔周りのイボを取り除くときに、是非利用してみたい治療法です。
しかし、基本的に保険が効かないので治療自体が割高に・・・

それでも液体窒素治療のように何度も病院へ通うことはなく、
一度の治療でイボが除去できますので時間もかからない、
1度の支払いで済むというのも知っておいてくださいね。

まとめ

顔に出来てしまったイボを、どうしたら綺麗に除去できるか?
という点についてまとめてみました。

費用を安く抑えて痕が残るリスクを取るか、
費用が多少かかってもいいからイボを綺麗に除去するかは悩みどころだと思います。

とくにいくつもイボが拡がってしまっている場合に費用がかさむのは考え物・・・
まずは、イボが拡がらないように気を付けながら、
早い段階で治療に望むことが大切ですね。