顔にイボが出来てしまうと、女性だとがっかりしますよね・・・
どうして出来てしまったのか分からず、しかも除去方法も痕が残るイメージ・・・

正しい除去の知識とアフターケアで、痕の残らない綺麗な肌を取り戻せるのでしょうか?!
具体的な知識について調べてみましたので、一緒に見ていきましょう。

  

顔に出来たイボ、何がいけなかった?!

顔 イボ 除去 皮膚科

顔にイボが出来たとき、どうして出来てしまったのか分からず、
これからも増え続けるのかと不安な気持ちを抱えてはいませんか?

また、昔からあるイボもそのままで、コンプレックスになっていませんか?
これからイボを増やさないためにも、イボが出来る原因からみていくことにしましょう。

原因を知るためには、まずイボの種類を知るべし!

そもそも顔に出来るイボには、「老人性のイボ」と「青年性のイボ」が存在します。
言葉通り、簡単に言うと年を取ってから出来たのか、
若いころに出来たイボなのかということになります。

出来る年齢は目安であり、もちろん個人差はあります。
ですから、自分がまだまだ若いと思っていても老人性のイボだったりもするわけです・・・

年齢にはっきりとした線引きはないので、見た目でどちらなのか判断しましょう。
そして、どちらなのかによって原因は変わってきます。

老人性イボと青年性イボの違いは?

実は簡単に見た目で区別することが出来る2つのイボ。
まず老人性イボは、見た目に茶色く、首から顔にかけて出来るという特徴があります。
原因は、加齢によるもの。
また日々受けている紫外線によって、肌が年々薄くなっていくことで刺激を受けやすくなり、その刺激がイボになってしまいます。

反対に青年性イボは、子供や若い女性になりやすい傾向があります。
これは、青年性イボがヒトパピローマウイルスというウィルス感染によって起こる為です。

見た目は、肌色のような淡い色をしており、老人性イボとは容易に区別することが出来ます。
また、ウィルス性なのでイボに触れた手で再度皮膚に触れることは、イボを増やす原因となります。

顔に出来たイボは皮膚科で除去するべき?

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では、老人性イボや青年性イボは、ほおっておいてもいいのでしょうか?
それとも出来たら確実に除去するべきなのでしょうか?
除去方法を知る前に、まずは除去の必要性についても知っておきましょう。

どちらのイボも命の危険はない!

出来物が体に出来ると、何か大きな病気のサインではないか?
と心配をされる人が多くいます。

しかし、大抵の場合は無害な物でほおっておいても基本的に問題はありません。
ただまれに、基底細胞皮膚がんという癌の一種であることがあります。

皮膚がんである場合には、色が均一でなかったり、
デコボコと凹凸がある、少しづつ大きくなるといった特徴があります。

見た目で分からないときには、
ネットの画像検索で基底細胞皮膚がんのイボを見てみてください。
心配な場合には、専門医に判断してもらうといいですね。

除去するべきかどうか?

では、老人性イボや青年性イボだった場合には、
除去するべきなのか?という点についてです。
危険はないと言っても、女性であれば恥ずかしいと思うことでしょう。

これは気持ちの問題です。

除去したとしても、100%痕が残らないという保証はありません。
よく考えてから除去するかどうかを決定する必要があります。

顔のイボを皮膚科で除去するときのメリット・デメリット~液体窒素編~

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では、除去するかどうか決める際に判断材料になる、
皮膚科での除去する場合の除去方法について考えてみたいと思います。

主に行われている除去方法は2つ。
その2つについてそれぞれメリットとデメリットをまとめてみます。

液体窒素除去のメリット・デメリット

まずは、液体窒素で除去する場合のメリット・デメリットについてです。
メリットとしては、費用が安価であるということです。

大き目のイボでもだいたい400円から500円ほどの負担で除去してもらえます。

また、通常のイボであれば基本的に治療はすぐに終わります。
しかし、デメリットとしては、
除去後の通院が長くなるということと、除去に痛みが伴うという点です。

液体窒素は、マイナス190度ほど。
これを皮膚に押し当てイボを壊死させるという方法ですので、痛みは強いでしょう。

除去自体は短く終わるのですが、
イボを除去してもウィルスの根本的な撃退にはならないからです。

顔のイボを皮膚科で除去するときのメリット・デメリット~レーザー治療編~

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ずっと気になっていた出来物を皮膚科で何とかしたい!
レーザー治療で顔のイボを除去するときの
メリットとデメリットを紹介したいと思います。

レーザー治療のメリット・デメリット

もう一つの方法がレーザーによる除去法になります。
レーザーを照射することによって、イボ自体をくり抜く除去法になります。

この治療法のメリットは2つ。
一つ目はクリームタイプの麻酔を使うので痛みがほとんどないこと。
2つ目は跡が残りにくいことです。
後者は女性にとっては最大のメリットと言えるでしょう。

逆にデメリットとしては、費用が保険適用外になることです。
イボ一つに対して除去費用がかかり、この費用はイボの大きさによって変わります。

一般的には、だいたい5000円から10000円ほど。
安いクリニックでは2000円代のところもあるようです。
これ以外に、麻酔や診察料がかかってきます。

術後のアフターケア

痕が残らないためには、術後のケアも重要になってきます。
術後の患部は軽い出血や炎症を起こしているので、
その後かさぶたになると痕が残りやすくなります。

専用のテープなどを使い、患部を乾燥から守り、
かさぶたがなるべく出来ないようにしておきましょう。
また、皮膚の再生を促すためにビタミンAを積極的に摂るようにしましょう。

まとめ

顔に出来たイボは、大きな心配こそないものの増殖する可能性は秘めています。
そういった点からいえば、皮膚科での除去は女性にとって必要なものかもしれません。

今では後の残りにくいレーザーも一般化しているので、
費用面だけ納得できれば治療を受けるとよいでしょう。