顔にイボが出来たとき、必死で治し方を考えていると思いますが、
除去しか方法はないのでしょうか?
また、除去と聞くと痛くて怖いイメージがありますが、
実際のところどうなのでしょうか?
病院でイボを除去する際の費用や方法、痛みについて調べてみました!
顔のイボは病院で除去する必要がないって本当?
顔にイボが出来てしまったときには、
どうしたらいいのか考えると思いますが
イボはニキビと違って自然に元に戻るということは中々ありません。
ある程度ほおっておいても、引いていかないと思ったらそれはニキビではなくイボです。
しかし、イボとなると今度はそのままにするのか、それとも除去するべきか悩みますよね?
除去する必要はあるのでしょうか?
イボの種類によっては除去する必要がある!
イボの中には、「広がってしまうイボ」というものがあります。
これは、イボに触れた手で皮膚に触れることによって、
イボが増えてしまうイボのことを言います。
それが、「青年性扁平疣贅」というイボになります。
これはウィルス性のイボになりますので、除去せずにおくと、
ふとした時に触れてしまい
イボが1個から2個、2個から3個へと増えていってしまうという心配が出てきます。
このイボに関しては、除去するのがいいと思います。
それ以外の、加齢によって起こるイボに関しては
自分がどうしたいかによって決めるべきかと思いますが、
病院で除去する人もいるので除去自体は可能になります。
しかし、老人性イボは1つを除去しても、
また加齢によって増えていくことが考えられるので
再発の可能性ももちろんある、ということだけ知っておきましょう。
除去しなければならない顔のイボってどんなイボ?
では、確実に除去しなければならないイボって存在するのでしょうか?
基底細胞皮膚がんの可能性も否定できない
顔に出来るイボの中で、先ほど紹介した青年性扁平疣贅や
老人性イボに関しては増えてしまうリスクや、
見た目的なことを除けば命の危険は全くありません。
よって、健康的な害はないということになります。
しかし、一方で皮膚がんである可能性も秘めています。
某芸能人の方で、当初はイボだと思って放置していたが
1年後にそれが皮膚がんの一種であったことが判明したと
告白していたニュースも流れていましたね。
青年性扁平疣贅も、老人性イボも見た目で区別は出来るのですが、あれ?何だか違うな・・・
と感じるその他の特徴がある場合には、病院で判断してもらう必要があると思います。
この皮膚がんのイボは、「基底細胞皮膚がん」といって、
不均一な形をしており、また色もまだらでデコボコしているという特徴があります。
少しでも怪しいと思ったら、医師の診察を受けてみましょう。
基底細胞皮膚がんを放置するとどうなる?
では、イボの違いに気づかず放置してしまった場合、その皮膚がんはどうなってしまうのか?
基底細胞皮膚がんは、皮膚がんの中でも最も多いがんと言われています。
皮膚がんは悪性度が低いため、早めの除去で放射線治療を受ける必要もありません。
美容面を気にして除去せず治療を行うことは、再発のリスクを高めます。
再発、放置することによって癌細胞が深くまで入り込む可能性があります。
完全に除去することで重要になります。
病院で顔のイボを除去するときの流れ
今回は、無害なイボの除去についての詳しい流れについてご紹介します。
皮膚がんの除去は、ステージやイボの大きさなどによって
進められる治療法が異なることがあるので、今回は除外して考えます。
レーザー治療の場合の流れ
①まずは問診でイボの状況を確認してもらう
イボの大きさや数によって今後の治療方針が決められます。
さらに、治療にかかる期間や費用についても見積もりが出されますので、しっかり確認しましょう。
②レーザー治療開始
見積もりや方針に納得したら、手術の日程を決めて治療が開始されます。
まずは、麻酔クリームによって局所麻酔を行います。
大きなイボになると、注射による麻酔になります。
③除去開始
レーザー治療は、炭酸ガスでイボを蒸散する方法になります。
治療自体は本当に数秒から、おおきさによっては数分で完了します。
麻酔によって痛みもないため、すんなり治療が終わると思います。
除去後は、皮膚がくぼむため医療用のテープで保護しておきます、
1、2週間すれば新しい皮膚が出来てきます。
テープをはがしたあとにも、皮膚が薄い状態ですので、
日焼け止めなどの対策を忘れず行いましょう。
顔のイボを除去する費用!病院によって違うって本当?
では、イボの除去にかかる費用ってどれくらいなのでしょうか?
レーザー治療は保険適用外で高額に!
保険が効かないことで、高額だと思われがちなレーザー治療ですが、実は病院によって金額は様々です。
イボの大きさによって異なりますが、1㎜あたりの除去費用は、500円から10000円と大きな開きがあります。
この費用は、除去費用だけであって、ここに更に診察料や薬剤費用、麻酔費用がかかってきます。
近所の病院をいくつか比較して検討するとよいでしょう。
レーザー治療の通院回数・期間について
確かに高額になるレーザー治療ですが、メリットは1度で終わる除去が終了する点です。
ですから、この出費も何度も重なるわけではありません。
液体窒素治療はどうなの?
液体窒素治療は、料金こそ保険適用内で安く済みますが、通院回数が増えてしまいます。
ですから、費用的にはレーザー治療にかかる費用くらいになってしまう場合もあります。
まとめ
病院でイボを除去する際には、一度受診をしてから、
手術の内容・費用に関して十分な理解をしてから決断するようにしましょう。
痛みこそないものの、手術への恐怖心や心配事が残らないよう、
医師には十分に疑問なことは質問をしてみましょう。