顔のイボって出来たら危険なのでしょうか?
除去すべきイボとそうでないイボの特徴を調べてみました!
また、除去するときにはどういった手順で進められていくのか?
イボ除去手術の流れについて、詳しくみていきましょう。
顔にイボが出来た!除去するべき?
女性であれば、いくつになっても
ツルツルすべすべのお肌でいたいと思うことでしょう。
そんな願望を阻むようにできてしまうのがニキビやイボ。
ニキビについては、生活習慣の悪化や栄養バランスの乱れなどで出来るので、
それらを改善することでニキビも次第に良くなっていく傾向にあります。
しかしながら、イボについては「自然治癒しない!」
「出来たらもう治らないから除去しかない!」なんて噂が流れていますね。
ですから、イボが出来てしまったことに気づいた段階で、
ショックでたまらない!という人も多くいます。
では、本当にイボは除去するしかないのでしょうか?
また、除去するべきかどうかの見極めはどうしたらいいのでしょうか?
イボが出来たら除去するしかない?
除去するしかないという言い方は少し間違っていて、
本当は市販薬など塗り薬や内服薬で良くなる場合もあります。
しかし、イボが大きくなっていたり、
個数が多くなっている場合にはやはり自宅でのケアは難しいでしょう。
出来始めの小さな状態などであれば、除去を考える前に、
一度市販薬を使ってみてもいいかもしれませんね。
除去するべきかどうかの見極めは?
イボについては、見た目を気にしないということであれば、
除去しなくても健康的に害のあるものではありません。
ですから、必ずしも除去しなければならないものではありません。
しかし、イボの中には「ウィルス性のイボ」というものがあります。
見た目でいうと、盛り上がったイボで肌色や淡い色をしています。
こうしたイボはウィルスが原因で、繁殖を続けてしまう可能性を秘めています。
除去することによってそれ以上の増加を防ぐことが出来るので、
除去を考えた方がいいかもしれませんね。
顔のイボをレーザーで除去するときの手順は?
では、実際にイボを除去することに決めた場合、
どのような手順で進められていくのでしょうか?
除去に対して足踏みしている方のために、
除去手術の手順についてご紹介します。
まずは医師の診断を受けて手術法を決める
一概にイボと言っても大きさや種類、個数によって手術の仕方は異なります。
まずは医師の診断を受けることで、どういった手術を施すのかを決定します。
例えば、液体窒素やレーザーといった除去法があります。
診断からレーザー手術までの流れ
今回は多く利用されているレーザー除去の手順についてまとめてみました。
①医師の診断で方法や費用の確認を行う
②一度自宅へ持ち帰り、手術をすることを決定する
③手術日当日になったらまずはクリーム麻酔によって局所麻酔をかける
④レーザーを照射する
(照射は一瞬で終わります)
⑤いくつかある場合には続けて照射を行います。
⑥照射完了後には患部を冷却する
⑦炎症が起こらないよう軟膏を塗る
⑧1~2週間後に経過観察として診察を受ける
これでイボ除去治療の完了です。
顔のイボをレーザーで除去すると傷跡はどうなる?
レーザー治療がどう進められていくのかお分かりになったでしょうか?
照射自体は、麻酔も効いていますし、一瞬のことですから痛みは感じません。
しかし、術後の麻酔が切れたときに痛みを感じる人もいるようです。
もし痛みが強かったり、元々痛みに弱いような人は痛み止めを貰っておくとよいでしょう。
では、続いては「術後のケア」についてご紹介します。
術後に傷跡が残るって本当?
イボ除去を行うと痕が残ると聞きますが、
レーザー治療の場合には比較的痕が残りにくいと言われています。
だいたいの人が、3か月から1年もすれば、凹凸も、
色味も周りの皮膚と同じように戻っていきます。
術後の自宅でのケアについて
痕が残らないようにするためには、
術後の自宅ケアがかなり大きな役割を果たします。
注意するべき点がいくつかありますので、覚えておいてくださいね。
・傷を濡らさない(術後は入浴の際にも濡れないようにしてください)
・かさぶたが出来たら剥がさない
・かさぶたに引っ掛けないように化粧の際にも最善の注意を払いましょう
・なるべく化粧はかさぶた部分にしない
こうしたことを注意しながら術後を過ごしましょう。
無理にかさぶたを剥がしてしまうことは、
傷跡を残してしまうことになりますのでやめましょうね。
レーザー治療の料金について
では、最後にイボ除去にかかる料金についてみていきましょう。
一般的にレーザー治療でイボを除去する場合には、美容外科での受信になります。
というのも、レーザー除去を行うのは「保険適用外」であることが多い為です。
イボ除去の費用
実は、どんな治療でもそうなのですが
全ての病院や美容外科で治療費が一律ということはないんです。
そのため、1㎜あたりのイボを除去するのにかかる費用は、
500円から10000円とかなり差があります。
イボが大きくなればなるほど価格は上がっていきますし、
イボの数分だけ費用がかさみます。
その他の費用
さらに上記の費用は、「イボ除去」にかかる費用であって
通院にかかる全体の費用ではありません。
診療費や、麻酔代、薬剤費などもかかってきます。
こうして考えると、全体の費用はかなりの金額になることが分かりますね。
まとめ
確かに高く感じるレーザー治療ですが、
保険適用内の液体窒素治療の場合には、
長期的に通院しなくてはならない場合もあります。
そうなってしまえば、通院回数は増え費用は
レーザー治療よりかさんでしまうこともあり得ます。
時間をかけずに多少の出費を我慢する、それがレーザー治療と言えるでしょう。