洗顔と言えばもこもこした泡を作って洗顔している,
いわゆる泡洗顔がとてもメジャーですよね。
広告やテレビのCMなんかでも泡立ててなんぼ、
みたいな宣伝をよく見かけます。
あなたも肌への負担を考えて泡で洗顔と思っていますよね。
私もそうです。
泡で洗っているのになんかつっぱった感じがする。
そんな事が気になっていろいろと調べてみました。
すると、泡洗顔をやめたらしっとりするようになったという本や
コメントを見かけました。
泡洗顔がお肌に一番優しいと思っていたことが、
実はそうでもない?
洗顔=泡洗顔?
泡洗顔はおすすめですよね。
洗顔をする時にきめの細かい、もこもこの泡がよく汚れが落ちて肌が潤う。
と、大半の人は商品のCMが頭に入っているでしょうし。
実は、泡の量がいくら多くてもどれだけキメ細かくても、
少ない泡で洗った時と洗浄力は変わらない。
逆に洗浄力は泡立てれば泡立てるほど弱まる。
泡が小さい方が毛穴の汚れを取ってくれそうですが、
それも違います。泡のもこもこは関係ないようです。
えっ、もこもこした泡で洗うと気持ちいいし。
CMでもそんな宣伝が先入観として入ってきています。
でも実は、泡がよく立つというのは乾燥へ導かれているんです。
洗顔料には強い洗浄成分が含まれているので、洗顔するときに肌に負担を
かけないように泡を出させるもの。
そうなんです。泡立っている成分が肌に負担ということです。
泡立ち成分は合成界面活性剤という強い洗浄成分なんです。
どんなものかご存知ですか?
食器洗い、洗剤、シャンプーなどほとんどの洗浄剤はとても泡立ちませんか?
裏の表示を見てみて下さい。
私もこれを知った時から全て合成界面活性剤の入っていないもに代えました。
子どもがアトピーだったこともあり、いろいろと調べました。
代えた時は、ほとんど泡が立たずに不安になったくらいです。
でも、問題なく汚れは落ちていますよ。
どんなものかと言いますと、
合成界面活性剤はタンパク質を溶かす作用があります。
汚れを分解してきれいに落としてくれるということですね。
これが泡洗顔の効果でしょう。
その反面、大切な細胞間脂質を溶かし角質層を破壊してしまう。
肌を守る機能が失われ、皮膚の水分が蒸発しやすくなり、肌の乾燥を引き起こします。
必要な角質や油脂も落としてしまうのが問題ですよね。
鏡をじっくり見てみると
泡洗顔の中でも、炭酸泡で行う洗顔方法で
泡洗顔の効果があると言われています。
炭酸水のシュワっとした泡の力を利用して洗顔します。
炭酸ガスはお肌に適度な刺激を与えて血行を促進する効果を持つので、
お肌の細胞に働きかけて酸素を送り込みます。
お肌のターンオーバーの働きを助けてくれます。
ターンオーバーというのは、普段のメイクのストレスでもお肌が疲れて乱れてしまいます。
それが原因で表皮にこびりついている角質は、炭酸泡洗顔を行って
細胞の活性化に努めてみるのもいいかもしれませんね。
炭酸の細かい泡が毛穴の奥にまで侵入してくれて、
溜まっていた汚れをきれいにお掃除してくれます。
長年かけて出来てしまった黒ずみや毛穴の汚れは
炭酸の泡の力を借りれば改善できるかも。
毛穴の汚れはしっかりと取れていますか?
泡洗顔をやめて、美肌への最短の道
泡洗顔をやめるだけ!吉川千明著
泡洗顔をやめるだけで、劇的に肌が変わります!
このタイトルを見て、泡洗顔がよくないの?と衝撃を受けました。
今まで洗顔と言えば泡洗顔、年頃になってからずっと続けてきたのに、
それがよくないってどういう事でしょうか。
泡洗顔で大切な自分の皮脂を取りすぎています。
ということです。
皮脂を取りすぎているということは、
お肌をわざわざ乾燥させてしまっているということですよね。
皮脂はどんな高級化粧品にも勝る
自分の肌にぴったり合った素晴らしい天然クリーム。と言われています。
その皮脂を落としすぎない洗浄力の優しいもの、
クレンジングミルクを使う事を推奨されています。
乾燥肌だけではなく、脂性肌や混合肌すべての肌タイプの人にです。
汚れはしっかりと落ちて、うるおいはしっかり残す事がすべての肌に必要なこと
だと言われています。
35歳を過ぎたら泡洗顔で老化する、という内容にも、ドキッとしました。
この本の表紙のきらきらしたお肌の吉川さんの写真を拝見する限り、
一度泡洗顔をやめてみるというのも一つの方法かなと思いました。
まとめ
肌の美しさは角質層がきれいかどうかで決まります。
きらきらと輝きのある、もちっとした柔らかさが伝わってくるお肌です。
お肌の一番上にあるこの角質層は潤いが保たれている間は
紫外線や乾燥などの外からの刺激から
お肌を守ってくれる役割を担ってくれます。
肌が必要としている水分や脂性を残しながら、
不要な汚れや老廃物だけを洗い落としてくれる
洗顔が理想という事が分りましたね。
個人によって感じ方は異なると思います。
合成界面活性剤の入っていない洗顔料で、
季節や自分の肌状態にあった洗顔料で、
洗顔方法を見つけて洗いたいですね。